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勉強の足跡(3月)

さてさて、3月も終わりに近づきましたね。近所の桜も花が咲き始め、町並みも春の趣を感じられるようになりました。来週末辺りが見ごろでしょうか?

3月の勉強の進捗ですが、
【刑事訴訟法】
・新マスター論文シリーズ 第2版 刑事訴訟法 Wセミナー

【行政法】
・事例研究 行政府尾 日本評論社

【過去問演習】
・新司法試験 過去3年分(論文)
・新司法試験 過去3年分(択一)←途中

【その他】
民法でみる知的財産法 日本評論社

といった感じです。択一は全部回せなかったのですが、ロー入試で肢別を解いているので、大体の感触は掴めています。とりあえずは、ノルマ達成といったところでしょうか。4月からはローの授業も始まるので、計画がまだたてられない状況です。一旦保留にします。一応、授業の進行に合わせて、択一・基本書読みが出来たらなと思っています。

さてさて、前回予告していた使用教材の紹介をしたいと思います。といっても、ごくごく一般的な受験生なら読まれているものばかりですので、特に目新しいものはないとは思います。他の方は、どういったものを使用しているのですかね?ちょっと興味あります。

ちなみに、独断と偏見でお勧めの教材には☆をつけます。

【憲法】
・憲法 第4版 芦部信喜/高橋和之
☆憲法判例を読む 芦部信喜
☆立憲主義と日本国憲法 高橋和之
・憲法判例百選 第5版 Ⅰ・Ⅱ
・事例研究 憲法 日本評論社

芦部憲法よりも高橋先生の方が詳しく載っているので、一通り勉強した人はこちらの方がいいように思います。記述も読みやすく、分量も薄いのでとても気に入っています。あとは、言わずと知れた判例を読む。本当に分かりやすいです。もう少し早く出会っていたらなと思う1冊ですね。


【行政法】
☆行政法要論 第6版 原田尚彦
・行政判例百選 第5版 Ⅰ・Ⅱ
☆事例研究 行政法 日本評論社

宇賀先生が主流だと思いますが、私は原田先生の本が気に入っています。とにかく、記述が読みやすく、救済法も含めて1冊でまとまっているのが嬉しいですね。あんまり使っているのを見たことがないのがちょっとだけ残念です(^^; 事例研究は言わずもがなといった感じですが、これは必読でしょう。

【民法】
☆民法Ⅰ~Ⅳ 内田貴
・民法概論5 親族相続 川井健
☆基本講義・債権各論2・不法行為 潮見佳男
・民法判例百選 第5版 Ⅰ・Ⅱ
・民事法 総則・物件 日本評論社
・事例研究 民事法 日本評論社(未着)

内民は賛否両論でしょうが、私は非常に好きな本です。川井先生の方が薄くて回しやすそうなので、新司にはこちらの方が向いているのでしょうかね。試しに親族相続を買ってみたのですが、条文の羅列といった感じでちょっと退屈でした。総則とかで比べないとダメですね(^^; 個人的には潮見先生の方が好きでした。各論1も購入を考えています。

【商法法】
・会社法 第9版 神田秀樹
・株式会社法 第2版 江頭憲治郎
・会社法判例百選 有斐閣
☆法学教室 会社法演習(10月~3月)
・基礎コース 商法 I 総則・商行為法/手形・小切手法 第2版 丸山秀平 新世社(未着)
・リーガルマインド商法総則・商行為 第2版 弥永真生
・リーガルマインド手形小切手法 第2版補訂2版 弥永真生

むー、神田先生の本はちょっとあっさりし過ぎているのかな・・・なんて思ったりします。かといって江頭先生の本はちょっと通読するには厚すぎますし。でも、非常に読みやすいですけどね。卒論で部分的にしか読んでいないのですが、記述は分かりやすいと思います。法学教室の演習は会社法の長文問題という意味で貴重ですから、活用するようにしています。

【民事訴訟法】
☆民事訴訟法講義案(改訂補訂版) 司法協会
・民事訴訟法 第3版3訂版 有斐閣 伊藤眞
・民事訴訟法判例百選 第3版 有斐閣
☆問題研究 要件事実 法曹会
・民事訴訟第一審手続の解説 法曹会
☆事例演習民事訴訟法 遠藤賢治 有斐閣
・民事訴訟における事実認定 法曹会(未着)
・紛争類型別要件事実 民事訴訟における攻撃防御の構造 法曹会(未着)
・基礎からわかる民事執行法・民事保全法 和田吉弘 弘文堂

研修所の本と言われると難しいという印象を持っていましたが、非常にすっきりしていて分かりやすいです。正直、伊藤先生の本は硬派すぎて、ちょっとなぁ・・・という感じがありました。要件事実に関しても分かりやすいですね。民訴は実務家・裁判官の著書が圧倒的に読みやすい印象があります。

【刑法】
・刑法総論講義 第3版 前田雅英 
☆刑法総論 西田典之
☆刑法各論 第4版 西田典之
・刑法判例百選Ⅰ・Ⅱ 第5版 有斐閣
☆新判例から見た刑法 第2版 山口厚 有斐閣

行為無価値論派なのですが、西田先生の本が好きです(笑)。読みやすいですね。難解な刑法を分かりやすく導いてくれた1冊です。非常に時間がかかったのですが、今はとても気に入っています。おそらくこの1冊で最後までいくと思います。山口先生の判例解説は面白いです。ちょっと深いところまで行く部分もありますが、勉強になることが多かったです。

【刑事訴訟法】
・刑事訴訟法 第4版補正版 田口守一 弘文堂
・刑事訴訟法判例百選 第8版 有斐閣
☆演習刑事訴訟法 長沼/酒巻/田中/大澤/佐藤 有斐閣

この演習本は必読でしょうね。とにかく、説明が分かりやすく、論点を網羅しているところが嬉しいです。こういった本がどんどん出てくれることを願っています。

【知的財産法】
☆特許法 第2版 高林龍 有斐閣
・著作権法 第3版 斉藤博 有斐閣
・知的財産法判例集 大渕・他 有斐閣(未着)
☆民法でみる知的財産法 日本評論社

高林先生の本は、初学者でも読めるくらい分かりやすいです。著作権法も出してくれないかな(^^; 民法でみる知的財産法もお勧めです。まずは大枠の整理をするための1冊として、最適だと思います。民法の復習にもなりますからね。

●今後欲しいと思う教材
百選はちょっと判旨が短いのと、解説が分かりにくいのでケースブックや、それに相当する判例集が欲しいです。あまり学説ゴリゴリというよりも、簡単にコメントが載っているというレベルの方が嬉しいですね。あと、演習本も欲しいです。具体的には、

・戸松・初宿編『憲法判例』(有斐閣)
・ケースブック行政法
・高橋宏志『重点講義 民事訴訟法(上)(下)』(有斐閣)
・解析 民事訴訟 藤田 広美
・西田・山口・佐伯『判例刑法総論』『各論』(有斐閣)
・論点解析 知的財産法 (単行本)

が、候補にあがっています。
・・・買いすぎかな(--; ちょっと我慢しよう・・・
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卒業をして入学を控えた今

ブログの名前を変更しました。これからはロースクール・新司法試験関係を中心に更新していこうと思います。できるだけ毎週更新していこうと思っていますが、多忙な場合はお休みします。それでも、月に1回は更新するつもりでいます。

で、昨日は卒業式に参加してきました。いやぁ~、長かった2年間が終わります。勢いで飛び込んだ中央通教でしたが、今は本当に入学してよかったと思っています。本当に色んなことが勉強できました。学問もそうですが、色んな人と出会えることが出来たことが大きかったです。やはり、人との出会いは大切ですね。

夜は飲み会でしたが、あっという間に終わりました。次の日は仕事だったのですが、近くのホテルに宿泊する予定だったのでゆっくり飲んだつもりでしたが、あっという間に時間が過ぎてきました。もう1軒くらい行きたかったです(笑)。名残惜しいところもありますが、これからは気持ちも切り替えて頑張らねばなりませんので、楽しみはまたということですかね。

さてさて、話は変わってロースクールでの2年間の生活をどう過ごしていくのか、最近考えています。もちろん、試験に合格するための勉強をすることに違いはないのですが、今はそれ以外の部分に関して考えています。

と言うのも、そもそも自分は何故弁護士を目指そうと思ったのか?を振り返っていました。私が士業を目指そうと思ったのは、大きな企業に勤めるタイプの人間ではないなと感じたことがきっかけです。まー、組織に所属すると色々とありますからね。といっても、嫌で会社を辞めたわけではなく、それ以上に専門的な知識・活かして何かの問題に対処するという仕事にやりがいを感じていたので、法律というジャンルには魅力がありました。もちろん、最初から法律に絞ったわけではなく、それ以外にも色々と考えました。フリーランス、自動車業界、経営コンサルタント、資格試験のインストラクター、フランチャイズによるオーナー、etc・・・挙げればきりがありません。その中から、法律を選んだのは何故なんでしょうか?今思えば、直感に近いものがあるのかもしれませんが、何となく波長があったんだと思います。

最初は司法書士の資格を取得して、独立しようと思っていたのですが、通っていた予備校の講師の影響で司法試験に転向することを決めました。ただ、その時点で当然に旧司法試験への挑戦も頭をよぎりました。でもそこはあまり拘らずにロースクールを選択しました。というのも、実は資格試験に関してはわりと精力的にチャレンジしており、国家試験も某資格に関しては5つ取得しています。もちろん、司法試験に比べれば難易度は易しいですが、経験上、資格を取得したからといって何かが劇的に変わることはないだろうと思っていました。もちろん、資格が無ければその業務が出来ないという点では変わりますが、結局は問題に対する対応能力がなければタダの名札にしか過ぎないからです。やはり、理論は理論、実務は実務だろうと。これは、仕事上の経験から来ています。理論がしっかりしていて抽象的な考え方が分かっていたとしても、現場ではほんのちょっとの製品知識や、対応能力があった方が遥かにありがたいからです。むしろ、対処できなければ、資格を持っていても「その程度か?」という目で見られるため、マイナス要素が大きいです。大変恥ずかしいことですが、私はそういった指摘を何度か受けた経験があります。

で、あれば直ぐに資格を取得できる方法に拘らなくても、ジックリと勉強して力を付け方が良いことや、色んな人との出会いがあるロースクールの方に魅力を感じました。もちろん、旧司が先細りしてて、合格しにくいという点が気になったということもありますが、それ以上にロースクールの方が率直に好きになれた点が大きいです。ロースクールに関しては、色々な批判もあるとは思いますが、まだ歩き出したばかりの制度であることや、そもそも全くの関係無い人が批判をしている点はちょっと疑問です。問題は直さなければなりませんが、本気で勉強をしようという人や、運営に真面目に取り組んでいる人に対して失礼というよりも無神経過ぎます。

さてさて、私の恋心の話は置いておいて(笑)、目的が資格取得が主ではないのなら、一体何を求めているのかと言うと、やはり人との繋がりが一番大きいと思います。そして、自分の将来の方向性を見定めていこうと思っています。ええ~、弁護士っていう目標がありながら、今更方向性って何さ?って思う方もいるかもしれませんが、今は法曹界の過渡期にあるので、既存業務がこれから存続していけるかどうかは誰にも分からないのだと思います。最近は、弁護士とマーケティングや転職を関連させた本が色々と出版されていますが、本当にそういったことが現実に起りつつあるのだと思います。多分、数年後には法曹資格を有しながら訴訟とは違う仕事で力を発揮する人が出てくると思います。士業でもそういうタイプの人はいると思うのですが、法曹資格に関しては、まだまだ圧倒的少数だと思っています。つまり、新しい形での仕事のスタイル、既存業務に対比する形で言えばblue oceanと言ったとこでしょうか。それを見据えていくには、どうしても「自分のやりたいことは何なのか」という問に自分自身が正確に答えられなければなりません。しっかりとした信念(軸)を持つことが一番大事なのだと思います。その軸として「法律」「情報技術」はゆるぎないのですが、あとはどう肉付けをすべきかですね。この辺はまだまだ試行錯誤中なので、沢山の出会いの中から色々と吸収したいと思います。

これは、会社を辞める前はすごく考えていたのですが、最近は勉強に忙しくてちょっと疎かになっていました。法曹資格自体にインパクトがあるので、知らず知らずのうちにどこかで資格を取ることが目的なって、安心して緊張感が途切れてしまったのだと思います。もっと、考えるべきですね。まずは合格が先だろうという意見もありそうですが、ストイックなまでに自分を追い詰めるのが大好きですから、こういったこと考えた方が実は調子が良かったりします。SとMが共存できる性格なんだろうな( ̄m ̄)。アンテナもまた高くしないと。時間は有限ですので、勉強に支障がでない範囲で情報収集も別途していきたいと思います。

・・・語り始めると終わりがないので、とりあえずこの辺にします(笑)。

そうそう、MR.BIGが復活するそうですね! もう15年も前の話になりますが(古!)、私がギターを始めたきっかけは、X-JAPANの影響なのですが、それと同じくらい影響を受けたのはMR.BIGのポール・ギルバートのプレイです!今でも興奮するくらいですからね。ライブでも実際にドリル(マキタじゃなく、私はリョービでしたが)を使って、「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」を演奏していたくらいの大ファンです。今は絶対に弾けませんがね(笑)。もう指が動きません(涙)

写真は、既に部屋のオブジェと化した愛器モッキンバード・PG風です。やっぱり音楽は最高ですよね! 次回は、リクエストがあったので、私が使っている基本書の紹介をしたいと思います。
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新司解いてみました その3

【各論 ~刑事系~】

●刑法
近年の旧司に近いタイプですね。長文事例問題なのですが、基本的なスタイルは変わっていないように思えました。ただ、事案がリアル過ぎるので、どの行為を捉えて書いていいものか迷ってしまう部分があります。特に顕著だったのは初年度です。一連の行為として切り出すのか、個々の行為を切り出すのか・・・ この辺は、人によって分かれるかもしれませんが、罪名が変わらない部分は1つとして評価した方が良いのでしょうか?モヤモヤ感があるので、なんとも言えませんが・・・

しかし、事案の分析は結構面白いですね。特に、規範的要素に当たるような実質的判断は事実を1つ1つ評価していく部分であり、腕の見せ所といった印象があります。結構面白いな、と純粋に思いました。

出題にリクエストが掲載される場合もありますが、基本的には今までの勉強方法でも問題ないように思えました。ただ、判例に関しては要注意ですね。学説で押し切るのは出題側の意図を考えた場合、分が悪いように思えました。

●刑事訴訟法
昨年は資料が掲載されて、そこから再伝聞を検討するという面白い出題でしたが、基本的には旧司と変わらないように思います。全科目を通じて最も旧司に近いのは、刑訴だと思います。刑訴も憲法と同じく人権に配慮すべき科目なのですが、あまり変わらない印象があるのは、対象となるテーマが変わらないからでしょうか?刑訴もあまり時間を割いた科目ではないので、なんとも言えませんが、思ったほどビックリしなかった科目です。

●まとめ
個人的な感想ですが、新司になって旧司との変わったなと思った科目は
1位:公法系
2位:民事系
3位:刑事系
の順番ですね。

で、頑張らないといけないなと思う科目は、
1位:民事系
2位:公法系
3位:刑事系
です。2位と3位の差は、単に私が勉強した時間の差ですので、そこは誤解の無いようお願いします。

択一もポツポツやりはじめているのですが、出題は旧司に比べて大分シンプルになりましたね。肢別をやっていたので、何となく予想はしていたのですが、とても素直な問題だと思います。旧司は知識以上になんか頭の良さを求められているようで、ちょっと抵抗感がありました。なんでしょう?適性試験を受けているといった感じでしょうか。簡単には解かせないぞオーラが漂ってました。

大分、忘れてしまった部分もあるので、択一もそろそろ始動しようと思います。比重が下がったといえ、最終的な合否に直結する部分なので油断は出来ません。

さてさて、明日はいよいよ中大の卒業式です。ロー入試前に今の自分を振り返って、今後の2年間の過ごし方と自分の目的を再認識する意味も込めて、何か書いてみたいと思います。

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新司解いてみました その2

【各論 ~民事系~】

●民法
応用問題ではなく、かなり基本的な問題が出題されているなという印象がありました。純粋な法解釈としてのレベルで言えば、恐らく旧司の方が難しかったのではないでしょうか。ただ、事案の複雑さは比較にならないくらい新司の方が上ですね。しかも、これが結構やっかいで、問題となる部分を上手く抽出できていないことがありました。取り出してみれば、それほど難しい内容ではないのですが、実際に検討してみるとかなり戸惑うことが多かったです。旧司も事例問題が沢山出題されているので、事例問題に不慣れというわけではないのですが、事案が複雑・長文・リアルになるにつれて、どの要件に当たるのか、どの条文の問題になるのかがどんどん見えにくくなってしまいました。そう考えると、旧司は事例問題と言いつつも、事実上は1行問題に近く、知識で回答が出来る側面が強かったのだなと思います。

と、言いつつも、旧司的な勉強がまったく通用しない訳ではない?という印象もあります。基礎となる法律関係を考える勉強は必須ですし、その素材ではやはり旧司が一番良いのではないかな?と思っています。どちらかというと、新司で試験が変わったというよりかは、自分に足りない部分が見付かったという表現が適切なのかもしれません。例えば、出題が言い分方式になっているので、純粋な法律関係以外の能力も鍛えていかなければなりません。この辺は、要件事実を意識しながら勉強したいと思います。

あと、事案が複雑なのでどうやって整理していくのか非常に迷っています。図解して考えていたのですが、あれだけ長文になると図がぐちゃぐちゃになって、後から見て理解できないような図になることがあります。だからといって、文章を読んだだけで上手く整理できるかというと、難しいです。時間も足りないな・・・という印象もあるので、この辺は長文問題に慣れるのがまずは必要なのかもしれません。

●商法
いやぁ~、難しかったです(笑)。商法(会社法)で長文事例問題に慣れていないということもありましたが、結構戸惑うことが多かったな・・・という印象があります。単発的な論点はある程度いけると思うのですが、複雑な事実に基づいて考えていくという、民法的なスタイルで勉強出来ていなかったんだなと思いました。今までは、1行問題に近い勉強方法をとっていたので、それが原因だと思います。知識としては持っていても、上手く使えていないといった感じでしょうか。去年出題された保証関係は、本当に基本的な問題なのでしょうが、正直ボロボロでした。まだまだ視野が狭いということに加えて、基礎知識を上手く使えていないのだと思います。

あとは条文への執着でしょうか。割と探せるようになったと思っていたのですが、昨年の株式交換における債権者保護に関しては、何を思ったのか手続は不要だと思っていました(笑)。交換は支配関係が入れ替わるだけだから・・・と頭の中にある知識で考えてしまい、条文を探そうという意識が低かったのだと思います。親会社は子会社に株式の対価を支払うのですから、手続が不要なわけはありません。条文への執着心がもっとあれば、現場でも見つけることが出来たのかな?という反省と共に、基礎知識が穴があることを実感しました。特に、利益相反に関しては非常に良い勉強になりました。過去3年で2回も出題されているということは、それだけ良いテーマということと同時に、難しい問題なのかもしれませんね。

●民事訴訟法
んん~、年度によって傾向が違うのでなんとも言えませんが、それほどビックリすることは無かったように思います。ただ、大大問題として実体法とリンクしたときは、きちんと事実関係を整理したうえで、具体的な回答をしていくという点が、今までとは違うように思えました。まさに新司といった感じですかね。

去年はちょっと学説・解釈論よりかな?という印象がありますが、民訴プロパの問題として扱うとすれば、ああいった形式になってしまうのですかね。なんとなく、出題に関してはまだ試行錯誤中なのかな?なんて思いました。やがては刑訴のように完全に切り出してしまうのでしょうか。

民訴に関しては勉強に割いた時間も少ないので、重点的に強化していく必要があります。ここは私個人としての課題ですね。

総括的なコメントになってしまいますが、公法系・民事系・刑事系の中で一番勉強しなければならないのは、やはり民事系ですね。出題もいろんな形が考えられますし、事案も複雑にし易いので、いわるゆ論点落ちが最も多く、そして難しいのではないかな?と思いました。

今度は刑事系について反省したいと思います。

写真は新しくなった一番絞りと演習刑事訴訟法です。麦芽100%になって、プレミアム系への格上げということでしょうか。前の一番絞りよりも味わい深く、1本でも満足感が高い1品です。
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新司解いてみました

急に暖かくなりましたね。もう、上着も薄手のもので十分です。冬物はクリーニングにそろそろだそうかな?でも、ちょっと早い気もしますが(^^;

さてさて、3月の課題である新司法試験の過去問ですが、論文は本試験の問題を過去3年分やってみました。色々と感じることがあったので、再認識という点も含めて書いてみます。

【総論】
とにかく問題の分量が多いですね。特に、公法系は毎年かなりのボリュームがあるように感じます。民事系も多いですが、公法系の方が印象に残っています。最初に解いたからかも?しれませんが。分量が多いということは、問題を読んで考えるまでの時間も沢山必要となるため、試験時間自体は旧司に比べで倍になっているのですが、それでも足りないな・・・というのが、率直な感想です。

アウトプットする量も求められているようですので、そこを考えると答案構成にかける時間には限りがありますね。んん~、2時間で1題と考えるとやはり30分が目安でしょうか。残りの90分を書く時間にあてるとして、旧司のペースで書くと仮定すれば6~7枚が目安でしょうか。そうなると、腕にも相当な負担が掛かりそうなので、万年筆の検討も必要ですね。真面目に購入を考えています。

問題の傾向としては、かなり事案分析力が問われているので、やはり論証吐出し型では苦しいでしょうね。ヒアリングでボロカスに批判されてます(^^; 科目によって多少違う点もあるのでしょうが、旧司的な勉強方法から早めに脱却することがまずは大事なのでしょうか? そうでもないような事もヒアリングで書かれているので、結局はバランスなんでしょうが、まずは事案分析力が一番の課題になりそうです。

あとは問題の出題形式ですね。主張・反論のような言い分方式は、もっと熟練度をあげないと薄っぺらい答案になりそうです。ここはローに期待しています(笑)。

【各論 ~公法系~】

●憲法
一番変わったなと思ったのが、憲法です。真面目な話、かなり難しいです(汗)。他の法典と違って自由度が高いので、まずはどの人権を問題とするのかが大事なポイントになりそうです。長文事例問題だと、いかようにでも侵害されたと主張できるので、何を一番の争点に持っていくのかという当たり前のことが、実は今まで出来てなかったことに気が付かされました。これは、主張内容についても同じだと思いますが、言い出せばきりが無いので、それをどうやって組み立てていくのかが大切ですね。

あとは事実との関係できちんと説明することが大事ですね。どういう意味でその人権なのか、どういう態様の侵害なのかをきちんと分析すること。まずは、この辺を意識すべきなのでしょう。規範は予想した通り、性質論からのアプローチは相当厳しいようですね。二重の基準論はもう使えないように思えました。態様・目的を絡めて行くと、また違うのかもしれませんが、そこまで行くと二重の基準を採用する意味も薄れてきますしね。個人的には高橋和之先生の考え方が好きなので、このアプローチを軸にまた勉強して行こうと思います。

あてはめも相当力を入れないとダメですね。旧司も憲法はあてはめと言われてましたが、それ以上に求められているように感じました。特に、手段と合理的関連性の区分ですね。目的審査を入れると3つのポイントがあるように思えました。

あとは特殊事情の考慮でしょうか? 毎年、手を変え品を変えて出題してくるので、なんとも言えませんが単に合憲性判定基準を述べてあてはめるパターンではなく、それ以外の部分(昨年で言うと、第三者の権利侵害の主張)などをきちんと拾うことでしょうか。問題のシチュエーションが法廷でのやりとりなので、訴訟法的な発想も頭に入れる必要がありそうです。このあたりは意識して考えていなかったので、もっと勉強していく必要がありそうです。憲法は受験者全員がそれなりのことは書けると思うので、こういった点を的確に指摘することが大事なのだと思います。

●行政法
基礎知識程度しかないので、初年度の2項道路は本当に悶絶でした(涙)。かなりのハイレベルに、圧倒されてしまったというのが感想です。ただ、だんだんと易しくなっているように思えるので、まだ調整中ということなのかもしれません。

出題形式が訴訟選択と言い分方式にある点が特徴ですね。実体法も含めて検討しないといけないのですが、初見条文でそこを掴み取っていくのはちょっと苦手です。もう少し、嗅覚も鍛えないと時間が掛かって仕方がありません。あとは、処分性・行政裁量・原告適格の要件の検討でしょうか。ここは、解釈も入ってくるのですが、やはり判例の考え方を知っていることが大前提なのでしょうね。同じく公法系でも、憲法は割りと広く考える幅があるように思えますが、行政法でそれをやってしまうと行政法の問に答えたことにはならないように思えました。

事例研究・行政法にも似たようなことが指摘されていましたが、判例・実務(場合によっては学説)でも争いがないようなケースでも、不意に問題文・条文を読んでみると処分性・行政裁量・原告適格があるように見えてしまう場合が多々ありました(笑)。この辺は行政法ライクな感覚を早く掴むことが大切なのでしょうね。習うより慣れろでしょうか。

演習も重ねおり、大分骨組みは身についてきたはずなので(あくまでも、ハズですが(笑))、今度は判例を軸に見ていくのがいいのかもしれません。百選・ケースブックを使ったゼミなんて、面白そうです。

行政法は旧司からのギャップというものは特に無いのですが(そもそも、勉強してない)、最もこれまでの勉強時間が少ない科目ですので、重点的に強化していく必要がありそうです。でも、正直面白いと思える科目なので、楽しみなんですよね。

次回は、民事系について反省(涙)してみたいと思います。

写真は民法でみる知的財産法とモルツのグリーンアロマです。プレミアムモルツとは一味違った口当たりが特徴ですね。春を感じさせる一杯でした。
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ジャンル : 学校・教育

卒業決定♪♪♪

今日、中大から卒業が決定したと言う正式な通知が届きました。

いやぁ~、長いような短いような2年間でした。入学当初は、本当に2年で卒業できるの不安でしたが、無事に目標達成することができました。今思えば1年目のスタートダッシュが効きましたね。卒業に必要な単位の半分以上を1年目に取得したので、卒論にも集中出来ました。後はスクーリングを積極的に利用したのが良かったのだと思います。やはり、独学では限界がありますし、中大のスクーリングは分かりやすく、受講して得るものが本当に多かったです。ローの合格にもかなり貢献していると思います。

あと、頑張ったご褒美に成績優秀者に選ばれました。GPAも悪くない(というか、むしろかなり良い方?)ので、ひょっとしたら・・・と思っていたのですが、本当に選ばれました。今年、同じく卒業する友人も選ばれたそうです。その友人も、ロースクール目指して受験勉強をしていたので、その効果が出たのだと思います。やはり、努力はしてみるものですね。なんだかんだ言っても、結局は努力に勝るものは無いのだと思います。

卒業式には参加する予定です。最初は迷っていたのですが、遠方から来る友人とはもう会う機会もそうはないでしょうからね。

さてさて、中央ローの方ですが、クラス分けで私はA・C・E組(いわゆる奇数クラス)になりました。まだ、そのうちのどれかは分かりませんが、一緒になる方がいれば宜しくお願いしますね。

写真は、シルクエビスと新司法試験の解説本(中央真法)です。シルクエビスは春を思い浮かべさせるような、なめらかな口当たりと喉越しがたまりません。新司は18・19年(19は半分)と解きましたが、現段階でもそこそこ行けますね。行政法はちょっと問題ありありですが(笑)。とりあえず、早めに過去問を回して、自分の弱点と2年で鍛えるべきポイントを明確にしたいと思います。
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テーマ : 大学通信教育
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プロフィール

ひろ@右脳人間

  • Author:ひろ@右脳人間
  • 名前:ひろ@右脳人間
    年齢:36
    性別:男

    高専を卒業後にSIerに就職してITエンジニアとして働く右脳型人間が、何を思ったか司法試験にチャレンジ。

    中央大学法学通信教育課程を卒業後、中央大学のロースクール(既修)に入学し,生まれ故郷の高知県高知市で法律事務所を開設しました。
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