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民法答練習 その2

今日は京大07にチャレンジしました。

ツアーに参加した客が、生卵で食中毒を起こした場合、主催者と飲食店にどのような責任を追求できるかという問題です。結構、リアリティがありますね。正直、土地の二重譲渡なんて、本当にあるの?!と思うことがしばしばあります(^^;


出来の方は、それなりに手応えはありそうです。前回よりは恐らく良い点数が付きそうです。もちろん、結果が返ってくるまでなんともいえないのですけどね。

今回の答練で感じたのは、まずは形式的に契約当事者を認定することです。常識論や感覚論で一部認定した部分がありますので、そこは短くて良いので触れるべきなんでしょうね。その後に、実質的判断をして効果帰属を導く。あったりまえですが、やはり要件・効果をしっかりと意識しなければならないですね。あうあう(TT)

あとは、損害の範囲の問題です。416条に関しては保護範囲説もありますが、やはり相当因果関係が論証もしやすいですし、判例の立場ということもあってこちらを採用すべきでしょう。そもそも、突き詰めれば両者の食い違いが出る部分はそれほどないのだと思っています。特別損害と通常損害の区別自体がナンセンス・・・というか、感覚論・経験則の範囲でしょうし。概念の違いはあるものの、事実上の差異はそれ程ないような気がします。もちろん、私見ですけどね。

また、”過失”と”特別の事情”はしっかりと区別すべきですね。少し私の認識が甘かったことが分かりました。過失はあくまでも、債務不履行の構成要件で、特別の事情は損害に至る原因です。

今回の問題では、10月下旬であるにもかかわらず、旅行前日から8月下旬の暑さになったいたにも関わらず、飲食店が生卵を冷蔵庫に入れなかったため、サルモネラ菌が大量発生して食中毒になった事案ですが、

過失:サルモネラ菌が大量発生
特別の事情:異例の高温になったにも関わらず、飲食店が生卵を冷蔵庫に入れなかった

なのでしょうか?それとも

過失:異例の高温になったにも関わらず、飲食店が生卵を冷蔵庫に入れなかった
特別の事情:サルモネラ菌が大量発生

なのでしょうか?

当然、後者が正解ですね。ですが、しっかりと区別できることが必要です。この認定が出来れば、あとは「サルモネラ菌が大量発生」したことを基礎事情に組み込むことができるので、そこから損害と基礎事情に相当因果関係があるのかが問題となります。この辺りは、論理展開が上手く出来るとすごく説得力のある論証が可能となるので、しっかりと事案から汲み取る必要があります。

加えて、715条(使用者責任)が成立しない場合でも415条(債務不履行)にて責任追及が可能であることが分かりました(笑)。保護義務という考え方らしいのですが、正直微妙?!当事者の公平から肯定されるようですが、これを認めてしまうと殆どの場合に責任を負う結論になってしまうので、本当に最後の最後といった感じもします。んん~一般条項の扱いに近いかな?という印象を受けました。ただ、実務では715条の免責は数十年認められてないようなので、論文上の話ということに落ち着きそうです。

答練は月末までないので、それまでに憲法・民法の復習です。あとは択一もペースアップする予定です。余力があれば、刑法も・・・お、おぼれそうです(TT)(ぶくぶく)
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テーマ : 通信制大学
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

ひろ@右脳人間

  • Author:ひろ@右脳人間
  • 名前:ひろ@右脳人間
    年齢:36
    性別:男

    高専を卒業後にSIerに就職してITエンジニアとして働く右脳型人間が、何を思ったか司法試験にチャレンジ。

    中央大学法学通信教育課程を卒業後、中央大学のロースクール(既修)に入学し,生まれ故郷の高知県高知市で法律事務所を開設しました。
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