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新司解いてみました

急に暖かくなりましたね。もう、上着も薄手のもので十分です。冬物はクリーニングにそろそろだそうかな?でも、ちょっと早い気もしますが(^^;

さてさて、3月の課題である新司法試験の過去問ですが、論文は本試験の問題を過去3年分やってみました。色々と感じることがあったので、再認識という点も含めて書いてみます。

【総論】
とにかく問題の分量が多いですね。特に、公法系は毎年かなりのボリュームがあるように感じます。民事系も多いですが、公法系の方が印象に残っています。最初に解いたからかも?しれませんが。分量が多いということは、問題を読んで考えるまでの時間も沢山必要となるため、試験時間自体は旧司に比べで倍になっているのですが、それでも足りないな・・・というのが、率直な感想です。

アウトプットする量も求められているようですので、そこを考えると答案構成にかける時間には限りがありますね。んん~、2時間で1題と考えるとやはり30分が目安でしょうか。残りの90分を書く時間にあてるとして、旧司のペースで書くと仮定すれば6~7枚が目安でしょうか。そうなると、腕にも相当な負担が掛かりそうなので、万年筆の検討も必要ですね。真面目に購入を考えています。

問題の傾向としては、かなり事案分析力が問われているので、やはり論証吐出し型では苦しいでしょうね。ヒアリングでボロカスに批判されてます(^^; 科目によって多少違う点もあるのでしょうが、旧司的な勉強方法から早めに脱却することがまずは大事なのでしょうか? そうでもないような事もヒアリングで書かれているので、結局はバランスなんでしょうが、まずは事案分析力が一番の課題になりそうです。

あとは問題の出題形式ですね。主張・反論のような言い分方式は、もっと熟練度をあげないと薄っぺらい答案になりそうです。ここはローに期待しています(笑)。

【各論 ~公法系~】

●憲法
一番変わったなと思ったのが、憲法です。真面目な話、かなり難しいです(汗)。他の法典と違って自由度が高いので、まずはどの人権を問題とするのかが大事なポイントになりそうです。長文事例問題だと、いかようにでも侵害されたと主張できるので、何を一番の争点に持っていくのかという当たり前のことが、実は今まで出来てなかったことに気が付かされました。これは、主張内容についても同じだと思いますが、言い出せばきりが無いので、それをどうやって組み立てていくのかが大切ですね。

あとは事実との関係できちんと説明することが大事ですね。どういう意味でその人権なのか、どういう態様の侵害なのかをきちんと分析すること。まずは、この辺を意識すべきなのでしょう。規範は予想した通り、性質論からのアプローチは相当厳しいようですね。二重の基準論はもう使えないように思えました。態様・目的を絡めて行くと、また違うのかもしれませんが、そこまで行くと二重の基準を採用する意味も薄れてきますしね。個人的には高橋和之先生の考え方が好きなので、このアプローチを軸にまた勉強して行こうと思います。

あてはめも相当力を入れないとダメですね。旧司も憲法はあてはめと言われてましたが、それ以上に求められているように感じました。特に、手段と合理的関連性の区分ですね。目的審査を入れると3つのポイントがあるように思えました。

あとは特殊事情の考慮でしょうか? 毎年、手を変え品を変えて出題してくるので、なんとも言えませんが単に合憲性判定基準を述べてあてはめるパターンではなく、それ以外の部分(昨年で言うと、第三者の権利侵害の主張)などをきちんと拾うことでしょうか。問題のシチュエーションが法廷でのやりとりなので、訴訟法的な発想も頭に入れる必要がありそうです。このあたりは意識して考えていなかったので、もっと勉強していく必要がありそうです。憲法は受験者全員がそれなりのことは書けると思うので、こういった点を的確に指摘することが大事なのだと思います。

●行政法
基礎知識程度しかないので、初年度の2項道路は本当に悶絶でした(涙)。かなりのハイレベルに、圧倒されてしまったというのが感想です。ただ、だんだんと易しくなっているように思えるので、まだ調整中ということなのかもしれません。

出題形式が訴訟選択と言い分方式にある点が特徴ですね。実体法も含めて検討しないといけないのですが、初見条文でそこを掴み取っていくのはちょっと苦手です。もう少し、嗅覚も鍛えないと時間が掛かって仕方がありません。あとは、処分性・行政裁量・原告適格の要件の検討でしょうか。ここは、解釈も入ってくるのですが、やはり判例の考え方を知っていることが大前提なのでしょうね。同じく公法系でも、憲法は割りと広く考える幅があるように思えますが、行政法でそれをやってしまうと行政法の問に答えたことにはならないように思えました。

事例研究・行政法にも似たようなことが指摘されていましたが、判例・実務(場合によっては学説)でも争いがないようなケースでも、不意に問題文・条文を読んでみると処分性・行政裁量・原告適格があるように見えてしまう場合が多々ありました(笑)。この辺は行政法ライクな感覚を早く掴むことが大切なのでしょうね。習うより慣れろでしょうか。

演習も重ねおり、大分骨組みは身についてきたはずなので(あくまでも、ハズですが(笑))、今度は判例を軸に見ていくのがいいのかもしれません。百選・ケースブックを使ったゼミなんて、面白そうです。

行政法は旧司からのギャップというものは特に無いのですが(そもそも、勉強してない)、最もこれまでの勉強時間が少ない科目ですので、重点的に強化していく必要がありそうです。でも、正直面白いと思える科目なので、楽しみなんですよね。

次回は、民事系について反省(涙)してみたいと思います。

写真は民法でみる知的財産法とモルツのグリーンアロマです。プレミアムモルツとは一味違った口当たりが特徴ですね。春を感じさせる一杯でした。
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テーマ : ロースクール(法科大学院)
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

ひろ@右脳人間

  • Author:ひろ@右脳人間
  • 名前:ひろ@右脳人間
    年齢:36
    性別:男

    高専を卒業後にSIerに就職してITエンジニアとして働く右脳型人間が、何を思ったか司法試験にチャレンジ。

    中央大学法学通信教育課程を卒業後、中央大学のロースクール(既修)に入学し,生まれ故郷の高知県高知市で法律事務所を開設しました。
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