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一人反省会(7/11)

一人反省会です。

今回は経済刑法の期末テスト、民事法総合4の予習です。

○良かった点
(経済刑法)
・誤振込と詐欺の判例に言及しながら論じる問題だったが、判例の理解は百選・調査官解説の見解通りに理解出来ていた。
・構成要件の要件検討はしっかり出来ていた。
(民事法総合4)
・問題となる論点はすべて検討できていた。

○悪かった点
(経済刑法)
・詐欺罪の判例だったので、電子計算機使用詐欺罪として構成したが、窃盗罪として構成すべき事案だった。
・犯罪の成立範囲に対する言及が出来てなかった(窃取した全額か?)。
(民事法総合4)
・詐害行為が問題となる事案だったが、価格賠償に関する判例を事案を意識せずに検討していた。

○発見・再認識点
(経済刑法)
・詐欺の欺罔と、窃取の「占有者の意思に反し」とは実質的にはあまり変わりがないこと。
・刑法で金額が出てきた場合は、成立範囲について言及すべき。
・共同正犯の錯誤は、共謀共同正犯について論じる場合も、故意の問題として書ける(らしい)。
(民事法総合4)
・抵当権が設定された不動産の処分は、通常は詐害性が否定される。
・詐害行為取消権が認容されたあとの受益者と債務者は不当利得関係で処理する。債務者の利得は、債務者の債務が弁済された点にもとめる。債務者のもとに責任財産が戻った点を利得ととらえると、循環が発生するため、おそらく利得とは考えない。
・詐害行為取消権の効果として価額賠償が行われる点は、債権者を不当に利するか否かがメルクマール。

といった感じです。いろいろありますね~
改めて、財産犯や詐害行為は難しいと認識しました。

写真は、ベルギービールのギロチンです。名前とパッケージは強烈な印象を与えますが、味わいは非常にフルーティです。でも、ちょっとスパイシーな味わいもあり、飲みごたえがあります。これは、かなり美味しい部類に入りますね。アルコール度数も9度と高めなので、ゆっくり味わうビールです。
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こんばんはー

先週、一年ぶりに中央線に乗っていましたら、市ヶ谷で人身事故とのこと。
東京は暑いですね。ひろさんも熱中症などにお気をつけくださいませ。

ちょっと聞きたいことがあるんですが、中央通教時代でやったこと、例えばレポートとか、そういうのが、そのまま、ローで役に立っていますか?それとも、そんなのまだまだ・・・という感じでしょうか。

あと、
>・詐欺の欺罔と、窃取の「占有者の意思に反し」とは実質的にはあまり変わりがないこと。
コレに関して、よろしければ、詳しい解説が聞きたいです。
お時間があるときでかまいません。

実家に帰省してました

昨日、実家の高知から帰って来たのですが、東京の方が暑いです(汗)

通教の勉強は、ローでも役に立ってますよ。もちろん、足りない部分も沢山ありますから、通教の勉強の延長線というわけにはいかないとは思いますが。

通教の勉強だと、アカデミックな部分が多いですが、ロー(?というか中央かも)の勉強は実務的な視点で考えることが多いので、判例が中心になると思います。もちろん、論理的な思考を抜きにして考えるわけではないので、アカデミックな部分も大切だとは思いますけどね。

>コレに関して、よろしければ、詳しい解説が聞きたいです。

なるほど、少しブログの記載だけでは分かりにくいですよね。
これは、最決平15.3.12刑集57.3.322の判例がベースになっています。

おそらく、判例自体はご存じだと思いますが、銀行口座に誤振込がされたことを知りながら、誤振込であることを告げずに窓口で預金を下ろすと、組戻しを行うことを告げる信義則上の義務を免れる欺罔行為と評価され、詐欺罪が成立します。百選の解説にもありますが、最判平8.4.26民集50.5.1267にて、口座名義人に預金債権が成立すると判断した判例との整合性があると言われています。

この判例の事案は、銀行窓口で預金を引き出した事案だったので、詐欺罪が問題になりましたが、私が問題演習で検討した事案はATMで誤振込された金銭を引き出す場合はどうなるのか?ということを考えなければならない問題でした。

ATMは機械なので、欺罔行為が成立しない以上、詐欺罪は成立しません。そこで、窃盗罪を検討するのですが、誤振込された金銭を引き出す行為が「窃取」にあたるのかが問題となります。

窃取とは、他人の意思に反して、財物の占有を移転させることを言います。ATMの中にある現金を、引き出す行為が「財物の占有を移転させること」にあたることは争いがないと思いますが、最判平8.4.26民集50.5.1267の判例を前提に考えると、預金債権があることになるため、「他人の意思に反して」占有を移転させたと言えないようにも思えます。

しかし、誤振込である以上、組戻しを行うことを告げる信義則上の義務があることには変わりがないため、それを秘して現金を引き出す行為は、最決平15.3.12刑集57.3.322の決定要旨から銀行の意思に反していると評価することができます。そのため、「他人の意思に反して」にあたり、ATMから現金を引き出す行為が「窃取」にあたります。

つまり、最決平15.3.12刑集57.3.322の判例の射程は、詐欺罪だけではなく、窃盗罪にも及ぶと評価できるのです。これを抽象的に考えると、詐欺の欺罔と、窃取の「占有者の意思に反し」とは実質的にはあまり変わりがないことになるのではないか?と思い、反省事項に掲載してみました。
プロフィール

ひろ@右脳人間

  • Author:ひろ@右脳人間
  • 名前:ひろ@右脳人間
    年齢:36
    性別:男

    高専を卒業後にSIerに就職してITエンジニアとして働く右脳型人間が、何を思ったか司法試験にチャレンジ。

    中央大学法学通信教育課程を卒業後、中央大学のロースクール(既修)に入学し,生まれ故郷の高知県高知市で法律事務所を開設しました。
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